いまを生きる

◆Ｊ２第３５節　Ｃ大阪０―１福岡（４日・ヤンマースタジアム長居）　今季リーグ最後の開催だったヤンマースタジアム長居で、大ブーイングが起こった。Ｃ大阪がＪ１昇格を争う福岡に０―１で敗れ、３戦連続白星なしで４位転落。自動昇格圏２位磐田との勝ち点差も６に開いた。　主力のＦＷ玉田、ＭＦ関口、ＤＦ酒本をベンチから外す大幅なメンバー変更を敢行したアウトゥオリ監督（５９）は「後半の内容は今季で最も良かった。一番大事なのは最終順位だ」と楽観的だが、数字上１年でのＪ１復帰が厳しくなってきたことは事実だ。　失点も敵ＧＫからＦＷへのロングキック１本から献上。主将のＭＦ山口は「あの場面だけ集中力を欠いた」と肩を落とした。それでも、日本代表のＷ杯予選シリア戦（８日・オマーン）へ「大丈夫。切りかえて行きます」と出発した。　次節の北九州戦（１０日・金鳥スタ）は山口不在。この日はシュート数で１２―８と上回りながら完封され、元日本代表ＦＷ田代は「決定的場面を決められず責任を感じる。次は必ず決めたい」と誓った。Ｊ２残り７戦。Ｃ大阪が正念場を迎えた。
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