いまを生きる

　１日の甲子園練習で、近江は最初の１０分間を守備練習に充てた。外野はクッションボールの処理や内野との中継プレーを入念に繰り返した。　内野は打球の跳ね方などを確認しながら、きびきびとボールをさばいた。滋賀大会では３失策が出ており、野手は基本に忠実な動きを心がけていた。遊撃手の唐沢主将は「甲子園の土の感触が分かった。普段通り動けた」と話した。　打撃練習を挟んだ後、エース京山ら３投手がマウンドから投球した。京山は「７、８割の力で制球を重視した。いよいよという気持ちになってきた」と手応えを語った。　走者役などに控えの３年も参加し、ベンチ入りメンバーをサポートした。多賀監督は「メンバーには控えの気持ちを感じながらプレーしてもらいたい」と話した。
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